「抱かれ枕」で優しさに包まれるまでの7日間

レビュー

睡眠は人生の三分の一。

大事にしたい時間とはわかってはいても、仕事や家事や趣味に侵食され、どんどんその分母は小さくなる。それでも、自分が自分に帰れる唯一の時間であり、体も心もリセットできるならそのための努力と投資は死んでも惜しまない(←本末転倒)。

現在、私の睡眠時間を逆転するシェアを誇るのが仕事時間。

電話も会話もせずただPCに向かうのみの修行僧のような仕事なので、常に肩と首は鋼鉄のように固く、一度や二度のマッサージでは焼け石に水。一歩進んで二歩下がるので固さは増すばかり。

では、その鋼鉄を寝てるだけで少しずつふわふわにさせる枕があるとしたら?

そんな話を聞き、私はその渡り船に飛び乗った。

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普通の枕と「抱かれ枕」の驚愕の違いを体験

その枕の名前は「抱かれ枕」。

抱き枕は知ってるが、抱かれ枕とは何事か?

話を聞いて実際に実物を見るまでは形も意味も想像ができなかった。

抱かれ枕は、馬のひづめに似た、通常の枕の左右に腕のような抱き枕を合体させたアーチ形をしていた。頭だけじゃなく、肩や腕をその枕に預け、上半身全体を包み込んで眠るのだ。

初めて抱かれ枕に寝ころんだ瞬間、思わず「ぁあぁぁあ・・・」とお風呂に入った時のような声が出た。

肩全体が支えられるというのはこんなに心地いいものなのか。そして肩が枕に沈むと何とも言えない温かさに包まれる。まるで後ろからハグされてるように。

壁ドン・顎クイ・バックハグなら、断然バックハグ一択という私にとってはなんと胸アツなポイントか。

頭や首を支える枕は数あれど、肩の負担をなくすための枕はほとんど見ない。

片腕で体重の約6%という重さが、寝ている間も肩を引っ張ってるわけだから、肩こりはゆっくり長い睡眠を取っても治らないわけだ。

抱かれ枕は、肩から腕全体を支えることで肩を解放させて、浮き輪の上の浮遊感で全身の力を抜けるように考えられた究極の形。

それでもふわふわ&胸キュンにごまかされて、実際に肩は本当に楽になっているのか?という疑念は拭えない。その答えは、枕を受け取る前に理学療法士の方からレクチャーを受け、驚愕の事実を知ることになる。

通常の枕と抱かれ枕両方に寝て、肩回りの筋肉を触り比べたところ、緊張の度合いがまるで違った。

通常の枕の時にピンと張っていた筋肉が、抱かれ枕ではめちゃくちゃ柔らかく指がすっと入る。これほど違うとは正直予想外だった。

これが毎日だとしたら、肩こりとの攻防戦も一歩進んで一歩下がるイーブンに、いやそれ以上の前進に持ち込めるかもしれないと思った。

極楽ポイントを見つけるまでの苦闘と幸せ

早速自宅に到着した抱かれ枕。

「胸とひじを開いて偉そうにゆったりと」という教えをつぶやき体を沈める。例えていうなら、ジーンズのポケットより、ジャンパーの横向きポケットに手を入れる感じ。そうすることで、胸筋が広がり呼吸もスムーズになる。

横から撮った写真を比較すると、通常の枕だと肩と寝具の間に隙間ができ、セーターの縞が斜め右下になってることからも肩の筋肉が腕に引っ張られてることがよくわかる。

これを抱かれ枕で肩と腕を支えれば、肩の負担が軽減され、血管の湾曲も少なく血行が良くなるのだ。

気持ちいいのはわかったが、枕が違うと眠れない人が多いように、自分にしっくりくるにはしばらく模索の日々が続くことになる。普段の私の状態は超低く固め枕に横向き寝という、抱かれ枕の形状と使い方に真っ向勝負を挑む真逆スタイル。これは先が思いやられる。

1日目。気づくと枕の真ん中に落ちて体を丸めていた。猫鍋か。

2日目。落ち着かず何度か目が覚めるが、朝起きると数日前からの首の寝違えが治っていた。

3日目。横向きを試す。両側に抱きつけるので、寝返りを打っても無意識につかんでいた。

4日目。姿勢を気にするより一番しっくり気持ちいい位置を探すと寝つきがよくなる。

5日目。普段冷えて眠れない手足がポカポカ。血行が良くなっている効果なのか。

6日目。左に抱きつき、右のアーチに体を添わせて丸くなると安心する。やっぱり猫鍋か。

7日目。寒い夜に肩が寒くないという幸せを実感。防寒も緊張を解く重要要素なのだ。

かくして私は抱かれ枕の「自分ポイント」を何となくわかってきた。

もっと長く付き合って完全に緊張から解放されるとき、私の肩こり攻防戦の光明は必ず見えてくるはずだ。

ちなみに抱かれ枕は、日々の色んなリラックスタイムに使えそうだ。

ソファやベッドに座るときの背もたれと肘掛けとしても楽ちん。

寝転がって本やスマホを見ている時、腕がしびれることなく長時間没頭できる。(高確率で寝落ち確実だが)

よりピッタリと、より長く使える強い味方「まくら番頭」

抱かれ枕がすごいなと思ったその他のポイントに、カスタマイズとメンテンナンスの幅広さがある。

抱かれ枕は頭部・首部・腕部(左右)の4つのパーツに分かれている。

さらに首部が上下で綿とパイプの異なる素材に分かれていて、触感の好みでひっくり返して使えたり、付属の(モデルによってはオプション)頭部用高さ調整パーツで頭の高さを変えられたりと、好みのカスタマイズも可能だ。

自分の寝る癖によって加重される場所に偏りがあるとそこだけ変形してしまうが、パーツが分かれていることで個別に細かく交換できるというメンテナンス上のメリットも大きい。

抱かれ枕を販売する「眠り製作所」には、体になじんだ枕を長く使い続けるために、「まくら番頭」というパーツ交換サービスがあり、本体パーツ、カバーの販売は勿論、果ては中身を補充(首部のパイプ)もできるなど、本体セットを買い換えるよりずっとリーズナブルに使い続けられる。

まとめ:「量より質」な至福のリラックスのために今日も寝る

今回抱かれ枕を使ってみて一番実感したのは、「解放感と安心感」。

それは睡眠にとっては一番重要じゃないかと私は思う。

レクチャーや理論に基づく正しい姿勢は最後まで保つことは難しいが、無意識に体が欲する安心ポイントは自然に決まってくる。安心すれば緊張はほぐれ、力が抜け、心身ともに深い眠りの底につく。

忙しい日々で無情に削られていく睡眠時間も、心地いい寝具だけではなく、お風呂で体を温めたり、心地よい音楽をかけたり、落ち着く照明にしたり、好きな香りで癒されたりと五感を駆使して、「いろいろあったけど、今日も一日お疲れ、私!」と自分を解き放てば、「量より質」になる。

抱かれ枕は、そんなリラックスの海にいざなって、心も体も全部後ろから支えてくれるマシュマロのような柔らかい場所になった。

商品提供:眠り製作所

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のぽりん

ブログ:「家電女子.net」、「電子書籍リーダーズカフェ」を運営。通電するのものとTEAM NACS と星野源に萌える、「通電NACS源クラ女子」。 デジモ...

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