ロゴスのソファとランプでべランピング

レビュー

新緑の季節、5月。こんなに気持ちのいい季節であるにも関わらず、外出が叶わない。

我々アウトドア好きの人間にはなかなかに堪える状況だ。

とはいえ安全第一を心がけるのが最優先。

そんな中で、家にいながらアウトドアスタイルを維持、実践できる場所がある。ベランダだ。そう、ベランダを忘れちゃいけない。

ベランダでアウトドア気分を味わうにあたり、ちょっと気の利いたアイテムを選んでみたいと考えた。

『STAMP WORKS(SW) 自宅を楽しむプロジェクト』
SWが企画する「自宅を楽しむプロジェクト」に共感いただいたメーカーより製品をご提供いただき、編集部及びSWがネットワークする AUTHOR が実際に体験しレポートしていきます。
一緒に自宅を楽しみましょう!
商品提供:株式会社ロゴスコーポレーション

フィールドとホームを行ったり来たりできる、アウトドアギアでありながらインテリア的アイテム。そういうものを使ったベランダでリラックスアウトドアなんていうのはどうだろう。

アウトドアから室内に持ち込むと、部屋の雰囲気がちょっとワイルドになるアイテム。

室内からアウトドアに持ち出すと、アウトドアフィールドなのにお部屋感が増すアイテム。

そんなやり方が、ちょっと洒落たキャンパーの間では当たり前になりつつある。そんなスタイルの入り口にぴったりくるアイテムを探し出した。

アウトドアギアなのにインテリア感が強いいくつかのアイテム。これ、ベランダアウトドアにぴったりくるんじゃないだろうか。

試してみたのは日本のアウトドアギアブランド「ロゴス」の製品。

「ロゴス」といえばグランピング。

実は「ロゴス」はグランピングラインの製品をラインナップしている。

グランピングは現在日本ではどちらかというとホテルやキャンプサイトなどの施設からのアプローチが多い。「ロゴス」は製品メーカーとしては異例のグランピング製品のラインナップを持っており、面白いアプローチだと感じていた。

一般販売しているグランベーシックシリーズのテントなら「グランベーシック スペースベース・デカゴン-BJ」と「グランベーシック スペースベース・オクタゴン-BJ」を連結用タープ(標準装備)でつなげ、寝室別の2LDKをつくることが可能だ。下手をすれば自宅より広いなんてこともあり得るのだ。

グランベーシック シリーズ

流石にそんな大きなテントをというわけにはいかないが、このエッセンスを引き継ぐファニチャーからソファとランプをチョイス。ベランダグランピング、名付けて「ベランピング」を快適な春の宵を風に吹かれて楽しんでみようと考えた。

まずはソファ。

ロゴス グランベーシック チェアfor2

別売りの専用カバーなのだが、実はこれ、前々から随分欲しくて考えていたもの。今回その質感風合いを確かめることができた。

座面に着せてやる感じのカバーなのだが、これを装着すると「グランベーシック チェアfor2」が見事にちいさな二人がけのソファーに変身する。

写真を撮るために公園で広げたらランニング中の女性が「なぜここにソファが?」と不思議そうな顔をしていたのが面白かった。

装着法も説明書を読まずとも分かる簡単なもの。「グランベーシック チェアfor2」の背中面に専用カバーをかぶせてやる。座面などを整えて、今度は「グランベーシック チェアfor2」の太もも、足に当たる部分のフレームに上から被せて面ファスナーで止める。

あとはアームレスト下のフレーム部分にベルクロテープを回して固定してやるだけだ。かなりしっかりと取り付けられて一体感がある。

座ってみると、ちゃんとふかふかで座り心地がいい。肌触りもよく快適だ。今くらいのシーズンでも快適で、少し肌寒い秋冬ならなおさら、長時間座る場合にも楽になる。

カラーは1色だが杢調のウッドブラウンに縁のパイピングがオリーブとシックでアウトドアにもインドアのシックな部屋にもよく似合う。大変に気に入ってしまった。

狭い事務所で執筆仕事をするわたしの日常だが、その事務所の狭さから諦めていたソファーの夢がこれで叶えられるのではないか。室内で使うのも良さそうだ。

for2専用カバーをつけたままたためるのも便利で好ましい。必要のない時の収納や、外で使用時に雨など突然降ってきてもさっとたたんで持ち手ハンドルで提げて持ち、クルマの中に入れるなど対応も簡単で使用シーンが色々と思い浮かぶ。

続いて照明。

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Bamboo ランタン

竹製のボディを持つナチュラルな雰囲気あふれる充電式LEDランタン。

竹集成材とアルミ、ポリカーボネートを使ったこのデザイン、かなりセンスがいい。

昔からある燃料式ランタンをモチーフにせずにLEDランタンならではの特性を生かしつつも、どことなく郷愁をも感じさせるアナログ的デザインという秀逸なものだ。

このデザインに一目惚れしてしまった。

単純なLEDランタンというわけではないのもいい。

モバイルバッテリーの機能も持っており、スマートフォンの電池残量などが不安なときには充電ができるのだ。容量は7800mAhもあり、フルパワーの輝度で使っても8時間保つ。明るさはロータリースイッチで無段階調光可能。約1キロの重さで持ち運びも苦にならない。

明るさは約265ルーメン。キャンプサイト全体を照らすガスランタンのような明るさではないが、逆にあそこまで明るいとちょっと味気なくなる。

ポイント照明としては十分な明るさであるし、LEDだが暖色で電球型のレトロなデザインが施してあるため雰囲気もいい。

バネで下げられたフードも意外や効果的。小さなものだが光が上に拡散することを上手に抑えてくれている。風でフードが揺れて光がゆらりと揺らぐのも風情がある。

もうひとつ、気になったかっこいいランプを用意。

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アクションスイッチ・テトライト

なまえはちょっとアクティブな感じのイメージだが、ちょっと変わった三角形のこれこそインテリアによくマッチするデザインライトだ。「Bamboo ランタン」と同じく充電式LEDランタンという分類。

なぜ「アクションスイッチ」というサブタイトルがつくのかと思いきや。これは機能から来る名前らしい。

メインの電源スイッチを入れたあと、ライト本体、発光面をを伏せると自動で消灯となる。本体を倒す向きによって調光できるという機能を持っているのだ。

本体を立てた状態が強、左に倒すと弱、右に倒すと中、伏せると消灯という形で本体位置により光度が変わるのだ。なかなか洒落ている。

ABSとポリカーボネイトでできているが、木目調のボディはナチュラルな雰囲気を持っており寝室のベッドサイドにおいてもアウトドアのフィールドでテーブルに置いてあっても馴染んでくれる秀逸なもの。

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約220gと軽量なのもいい。暖色LED、40ルーメンと控えめの光量だが、このタイプはこれくらいの穏やかな光がちょうど良い。わたしはこれ、床置きにして足元ランプにしたいと思った。そんな洒落た使い方にもぴたっとはまるセンスいいデザインだ。

「Bamboo ランタン」と同じく安全なLEDランタンなので、足元ランプというともすればけとばしてしまう人も出そうな用途にも向く。常用点灯時間で強/5時間、中/10時間、弱/40時間というのは十分すぎるスペックだ。

どちらの照明器具も、ベランダキャンパーとしてはヤケドや引火の危険がなく安全なLEDランタンというのはありがたい。

ことさら燃料ランタン にこだわるアウトドアーズマンもいるが、ベランダキャンパーは気楽なものをチョイスすればいいのだ。

わたしの家のベランダは1200 x 2800と大した広さはない。畳で2畳ないくらいだろうか。

そんな狭いベランダであるが、「グランベーシック チェアfor2」に「グランベーシック チェアfor2専用カバー」を着せてやり、夕暮れを待ってテーブルで「Bamboo ランタン」と「アクションスイッチ・テトライト」を灯せばなかなかのキャンプサイトになる。

そんな準備を夕方くらいからボチボチとはじめて日暮れを待つ。

キッチンに降りてちょいと手を動かして作ったジャーマンポテト。サラダ。ワインやビールも運んでやろう。

そんなものを用意して、さて。

ワインを傾けながら風に吹かれて、だんだんと他の家の窓にも明かりが灯るのを眺めたり。
とうきょうスカイツリーの明滅する姿を眺めながら今晩の照明はなにをモチーフにしているのか考えたり。

「グランベーシック チェアfor2」に身を沈め、そろそろ夏の手触りに変わるのではないか、というような夜の空気を深呼吸する。

暖色のランタン二つが包み込むようにベランダを照らし、ちょっと気分の良い夜だ。

暮れてゆく夕日とほんの少しだけ星灯る夜空は、いつも出かけてゆくふもとっぱらや四尾蓮湖の、あのフィールドたちの満天の星の夜空とつながっているのだ。

はぴい

フードジャーナリスト、ビデオブロガー。食をテーマとしたライフスタイルブログ「カレーですよ。」に5000記事の実食カレーレポートを掲載。著書 技術評論社「iP...

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